内部統制の実務
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人気ランキング : 200302位位 定価 : ¥ 4,200 販売元 : 中央経済社 発売日 : 2003-04 発送可能時期:通常24時間以内に発送 価格: ¥ 4,200 |
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概略を知るにはよいのでは |
経済産業省から出た内部統制に関する報告書によって、わが国でも本格的にCOSOレポートの実務への導入が飛躍的に進むかもしれないという予感が高まっている。
ただし、英国ではターンバル報告書が、カナダではCOCOレポートが出るなどして、実務において相当取り込まれているのと比較して、わが国はだいぶ出遅れているのだろうかという気持ちにもなる。
こうした事情はさておいて、今は啓蒙活動期なのだと思う。概略を知らせる読みやすい書物が出版されること自体、評価されてよいのではないだろうか。
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ビジネス・リスク・マネジメントの初級実務書 |
最狭義のコーポレートガバナンスの議論たる内部統制の実務に関して、本書は具体的な手法を提供する。
本書は4部構成となっている。まず、内部統制の理論的アプローチを概観した上で、筆者が専門とするビジネス・リスク・マネジメントについて論じる。そして、第3部において、業務プロセスごとのリスクとそのコントロールの例を示した上で、最後にそのモニタリング手法について論じる。
COSO等の理論的なアプローチを、分かりやすく実践に結び付けている点で、本書は既刊書と一線を画するといえる。しかしながら、内部監査における標準的なアプローチを超えて、新たな議論を提示する研究書とはいえず、読み物の域を出ていない。また、索引がない等編集上の工夫が今一つの部分も見受けられる。
大規模公開会社においては、その経営機構の選択制が取り容れられ、いよいよマネジメントの巧拙が業績の変動に直結する時代が到来した。その時機を得て出版された本書は、内部統制の意義と実践について、標準的な見方を提示する良書であるといえる。


