不正事例から学ぶ業務別内部統制の仕組み
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わかりやすい |
私は某社の内部監査部門に携わる者ですが、周りにあまり詳しい人間がおらず、自分で勉強しないといけません。
内部監査に関する書物を多数読みましたが、他の内部監査関連の書物は抽象的なものが多く、
何を言いたいのかわからないものや、理論的な話に完結するものが多いようです。
タイトルで"実践"という言葉を使いながら、理論的な内容ばかりの書籍(大手監査法人が執筆!)もいくつかありました。
それに対し、この本は具体的な事例に基づいており、かなり実践的な内容だと思います。
とてもわかりやすく、内部監査部門は所有しても損はないと思います。
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具体的なのは良いのだが |
「不正事例から学ぶ」ということで、第一章「販売業務」から第五章「人事業務」まで様々な不正事例(事務作業ミスも入っている)とその防止策が具体的に述べられています。具体的で分かり易いという点では類書に無いものでしょう。
但し評価点が星二つの理由を以下に説明します。
1.防止策として「上司のチェック」を掲げ、担当者が不正をするという前提で説明しているが妥当か?(社長がチェックをすると説明している箇所もある。現実的か?)
2.期末納品(売上)の期初返品(売上戻り)を問題にしているが、通常見受けられる商慣習と販売代金の着服などという不正と一緒にして良いのか?
3.倉庫担当者が返品された製品の検査をすべき(P.23)とか、貴金属の棚卸の際に専門家による鑑定評価を依頼する(P.63)とかは現実的か?
4.事例を多様な業種から取っているが、読者が本書を読んで内部統制を作る・見直す参考になるのか?など幾つか問題点があると思います。
折角具体例による内部統制の仕組みづくりを説明するのですから、1)最初に前提となる企業規模や組織(販売・経理・受注/出荷など)を説明し、2)業種を特定し、3)現行業務を説明し、4)しかる後に、現状ではxxの不正が発生する可能性があると指摘し、5)それらを回避出来る「仕組み」を提案したらもっと良くなったと思いますが?
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内部監査の仕組み |
内部監査人になる方には、まず最初に読ませたい



