日本版SOX法、金融商品取引法、内部統制システム、コーポレートガバナンス、CSRについての本の紹介

内部統制の入門と実践―フローチャート式ですぐに使える

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本物の経営者と本物の投資家の目線は同じだ!「投資戦略レポート」

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定価 : ¥ 2,940
販売元 : 中央経済社
発売日 : 2006-01
発送可能時期:通常2〜3日以内に発送
価格: ¥ 2,940
まさしく入門書

内部統制を「わかりやすく」をモットーに記述された書籍です。
まず、抵抗感をなくして、文書化からはじめましょう、というスタンスで記述されています。

ポイントとして、架空の会社を想定して、販売や購買といった、各業務のリスクとそのコントロールの例示に、大半のスペースが割かれています。従って、見よう見まねで、業務の文書化とリスクコントロールの文書化ができるようになっています。

しかし、上記の文書化までに終わっており、コントロールが有効に機能するかの試験をどうするか、毎年の内部監査をどうしていくか、といった運営に関しては、全く記載がありません。この分野で経験のある公認会計士の方が著者であり、コンサル業務として引き受ける、というスタンスかもしれません。著者が講師の内部統制のドキュメント化セミナーの教材として使用されているようなので、このセミナーを受けて、必要なら筆者に支援依頼しましょう、というPRとしては、十分機能しています。

内部統制の勉強の入り口

数ある内部統制関連の書籍の中では、本書は「内部統制っていったい何?」「内部統制を整備するとは具体的に何をすること?」といった初心者の素朴な疑問に分かりやすく答えてくれる内容となっていると思います。
フローチャートをはじめとする成果物、アサーションやリスク・コントロール・マトリックスといった内部統制構築の基本的なアプローチが、企業の主要な業務プロセスごとに紹介されているので、実践のための「入り口」として活かすことはできるのではないでしょうか。
もちろん、実践となると内容は比較にならないほど複雑だとは思いますが・・・。

わかりやすい実務書

実務ではまずフローチャートを書くことから始めるが、フローチャートの作成について書かれた本は少なく実際に導入するうえで非常に参考になりました。一般にSOX法やCOSOモデルなどの理論的な記載に多くの紙面を割いている本が多い中で、これは実務書として役立つと思いました。ちょっと軽い感じもしますが、初心者にとっては入りやすい入門書と言えます。

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